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【アクリル板に布接着する際の注意点】
アクリル板に何かを接着する場合は注意が必要です。アクリルボックスなどの場合によっては、接着不可とされているものもあります。特に薬品、揮発性の強い液体、塗料などへの使用はひび割れや変色の原因にもなります。そして、布接着する場合には、接着剤によってはかなりの熱を持つため、危険性も高くなります。アクリル板は染めることで綺麗になり、加工しやすい反面、布接着は通常の接着剤などでは難しいのです。しかしながら、アクリル板の布接着に方法がないわけではありません。アクリル板を布接着する場合に、最も劣化が少ない方法としては、光硬化樹脂で接着することです。実際には、アクリル板を布接着できたとしても外れやすい可能性がある為、できるだけ二枚のアクリル板の間に布を挟み込むような形でアクリル板とアクリル板を接着する方が断然安定し、布自体もしっかりとホールドでき、又変色や劣化に対しても強い状態を作る事ができます。そして、接着の際には必ずマスキングをしてください。接着しない部分に接着剤、或いは光硬化樹脂が着くと、取れにくいばかりか見栄えが汚くなる可能性が高くなります。折角綺麗なアクリル板を加工するのですから、できるだけ接着面以外はマスキングすることによって汚れや光硬化樹脂のはみ出しを避け、確実に接着しながらも見栄えも良い仕上がりを作り出すことができます。アクリル板の布接着自体は、通常の接着よりも繁雑ですがこうすることによって安全に、且つ思った通りに接着することができます。